■★ 士幌線跡探訪1 十勝三股・幌加・糠平編 (2015.8.23.掲載) Tweet
旅行日:2015.8.17.
■ 十勝三股駅跡
クルマで札幌を出て,道央道→旭川紋別道→上川層雲峡IC→層雲峡経由で,士幌線の終点だった十勝三股に向かった.
こうやって地図を見ると,根室線より石北線の方が近いというのがよく分かる.そんな山の中.
ここは,特に探さなくても国道を走っていればバス停が現れ,そこが駅跡地.今は代替バスもなく,ノースライナーという旭川−帯広間の都市間バスが1日1本止まるだけ.バス停の表記が豪快.
旭川方面には,往時から使用されていたと思われるバス待合所.国鉄時代に既に代行バス輸送だった.
娘がトイレ行きたい騒ぎになったので,周囲の光景とか撮りそびれた‥
■ 幌加駅跡
さらに南下すると,幌加駅跡の標識が現れる.
除雪ステーションを兼ねた休憩広場がある.
その脇に,案内図が.橋や駅跡を歩いて巡れるようになっている.実は,この写真を撮りながら,この時点ではしっかり見ていなかったのでホーム跡地にいかなかったのだが(車窓からは見えた).
線路跡兼遊歩道.山奥にこれだけくっきり残しているのもスゴい.
■ タウシュベツ川橋梁展望台
さらに南下すると,今度は糠平ダム完成前の旧線にかかっていた有名な古い橋梁跡が見える展望台への入口が現れる.
駐車場と言いながら,ただの路側帯的なヤツ.砂利だし.
分け入っていくと,ココにも幌加駅跡と同様の遊歩道が横切る.これは,向かう先から移設された新線の跡になる.
さらに進んでいく.
展望台と言いつつ,木々が生い茂る中から覗く感じ.
8月だけど,全然沈み始めていなかったような‥
■ 糠平駅跡
さらに南下し,ぬかびら源泉郷の中心街が終わりかけたあたりに「鉄道資料館」の案内が現れ,国道からグッと降りていくと,糠平駅跡が現れる.
さっきの展望台近くまで歩けるらしい.それにしても,廃線がどうやって走っていたかが分かる図があるのは結構珍しいと思う.
資料館は大人100円小人100円幼児無料だった.
写真は撮らなかったけど,他にも色々あったので100円にしては楽しめると思う.
つづき→「士幌線跡探訪2 上士幌・士幌・中士幌・音更編」はこちら