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■ 二周切符  (2015.11.3.掲載) Tweet


※ 画像は友人から拝借したものです

最強の裏技 「二周切符」 を大学時代の友人に教えたら実践してくれた(笑)
普通に米原経由で買うと8750円する東京−福井間が,何と1回当たり5830円.
 
ポイントは3つ
1) JRの乗車券は距離が長くなるほどキロ当たり単価は安くなる(遠距離逓減制)
2) 片道600キロを超えると往復割引で往復とも1割引になる
3) 100kmを超えたら途中下車ができる(大都市近郊区間を除く)
 
一周切符を知らない人のために解説すると,
乗車券は「区間が重複しない一筆書きルートであれば成立する」ので
このルートのように福井から東京を回って福井まで到達する切符が成立する.
 
そして,上記(1)の理由により,単純に往復を買うよりも安くなるのだ.
というワケで,東京へ行くルートが昔から複数存在する北陸では割と有名な話.
 
さらに,これが600kmを超えているので,
往復乗車券にする事で,激烈に安くなるというもの.
 
元は,大学研究室時代に,部屋で運賃計算プログラム「MARS」を叩いて一周切符を計算していたのを,オレの横で見ていた鉄道好きの後輩が,その画面に表示されていた「この往復割引って安くないですか?」と発見したのが始まり(爆)
※「MARS」についてはこちら http://www.swa.gr.jp/pub/mars/
 
このコースの良いトコロは,米原経由でも北陸新幹線経由でも
そんなに行動の負担が変わらないトコロ.福井は最適かもね.
 
とはいえ,2週間で2周しなければならないのと,
2周目は1周目の逆回りに縛られるのが最大のデメリット(爆)
 
 
この土地に関係のない方でも,長く買えば安くなるというのは覚えておいて損はない.
例えば,大阪から千葉に行って翌日に仙台に行く‥なんて出張で
大阪→千葉と千葉→仙台をバラバラで買うよりも,
大阪→仙台を買って東京−千葉往復を別で買う方が2890円も安くなる‥

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