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#★ 上尾道路南半分開通記念ドライブ (2016.5.7.掲載) Tweet

 旅行日:2016.5.5.


# 2016.4.29. 国道17号上尾道路 宮前−桶川北本IC間全線開通  (2016.4.13.掲載)

 上記ページで紹介した通り,国道17号上尾道路の南半分が開通した.どこかへ出かけるついでに通りたかったが,GWに時間があったので野球の中継が始まる前に単純往復してきた(笑)

※ 写真は恒例により助手席にいる助手に撮影を依頼.基本ピンボケしているが雰囲気で察してください.

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 例の「○km先終点」の標識は,下記のように「上尾道路」に変わっていた.
 って,おい,これなら今までもこの表現で良かったのでは??

 

 

 というか,Ageo Douro って何なんだよ(爆)

 

 

 なお,ここの分岐はなかなか複雑.16号西大宮バイパスの分岐に県道がさらに分岐しており,17号上尾道路へは中央車線から分岐が始まる.特に上尾道路に向かう場合,標識を見てもどこを走っていたらいいか分かりづらい.将来はメインルートになるのだろうし,改善されるのを期待したい.

 

 

 ここから上尾市小敷谷までは既に開通していたが,長らく1車線での営業だった.これが南半分開通に先だって2車線化された.従ってこの区間の2車線は初体験.

 下は上尾市内の川越上尾線との交点前に設置された標識.なぜか手前と奥で圏央道の記載の有無の差が.

 なお,埼玉県内の道路標識は何が何でも自治体名を優先するという大原則がある(半分嫌味).右は確かに蓮田へ行けるが,直進し続けても蓮田に行けないし,そもそも蓮田に行きたい人の大半はこんなところを通らない.上尾市愛宕とか書いてくれた方がよっぽど親切.この表記では地元民でもどの道なのか分かりづらいからだ.

 

 

 さらに,以前にはなかった距離標識が登場.上2行が追加されるのはいつの日か(笑)

 

 

 道路の光景は下のような感じ.将来は外環と同様になる予定で設計されており,中央部は高速道路用地を取ってあり,路側には生活道路が更にもう1車線走っている.

 このへんは小中学生の頃,ひたすら自転車で駆けずり回った辺りだが,何があったところだろうか.

  

 この先の,これまでの終点だった西上尾第一団地付近の交差点標識.埼玉県内の道路標識は何が何でも自治体名を優先するという大原則があるので,「→久喜」とか出てくる.

 右折して久喜に行くとなると,西上尾第一団地の中心街を北上し,上尾市大石地区を通って東に向きを変えて北上尾駅付近の踏切を越えて,伊奈町の羽貫駅の下を通過し,蓮田市の北部を横断して白岡市内の細い道をクネクネと進んでようやく久喜市域(元菖蒲町)のたんぼ道にたどり着き,そこから久喜白岡JCTの脇をくぐり抜ける必要がある.

 何しろ右は西北西の方角で,久喜は北東にある都市.私が走っていて混乱するレベルだから,ほとんどのドライバーが方向感覚を失うと思う(苦笑)

 

 

 新規整備区間も,上尾市内はしばらく2車線が続く.

 

 

 埼玉県内の道路標識は何が何でも自治体名を優先するという大原則があるので,また「→久喜」が出てくる.

 「→久喜」は,実際はさっきの道に合流する道.また,「←川越」は真南の方角なのだが,川越に行くには二個前の川越上尾線に戻って西へ曲がるというコト.そもそも県道57号は「さいたま鴻巣線」で,高崎線の西部荒川沿いを南北に通っている道なのだが‥ホントに通り過ぎる道がどの道なのか分かりづらい‥

 

 

 県道57号を越えると,片側2車線から1車線に減って工事予定箇所が続くようになる.

 

 

 上尾市と桶川市の境界では一旦上下線が合流するように.

 

 

 下記は帰り道に撮影した逆方向だが,暫定2車線にフェンスが長く続いている.オオタカの巣絡みで進捗が遅れた区間はこの辺りだったのか? おそらく上下線が合流しているのは,この設計のためだろう.

 

 

 桶川市域で再び上下線が分離.

 

 

 桶川市内の川越栗橋線との交点前にある標識.上尾道路でたどり着ける都市がなくなったため,「2km先終点」が現れた.埼玉県内の道路標識は何が何でも自治体名を優先するという大原則があるので,小さい地名は出て来ない.そして左右はそろそろ飽きてきた川越と久喜.これは今までと全然違う道なのだが,これも埼玉では当たり前の状態.

 

 

 距離標識らしきモノにも「2km先終点」が現れた.

 

 

 いよいよ暫定的な終点の,圏央道桶川北本インターチェンジが近づいてきた.

 

 

 ここでこの標識が書けるなら,さっきも「2km先終点」ではなく「鴻巣・北本」でいいんじゃないのかと.

 

 

 国道17号が終わっても,しばらく県道で進むコトはできる.北本市の途中で一気に狭くなるので,慣れない人は荒井交差点で右折して国道17号にたどり着くのが良い.

 そして,ほどなく道路脇に下のような看板が(見づらくて失礼).なぜ通常の標識ではないのかも気になるところだが,「←川島」となっているのも不可思議.曲がっても,新たに川島へ向かう橋があるワケではなく,先ほど交差した川越栗橋線まで南下するコトになり,確かに川島を経由するワケだが,だったらなぜさっきは川越だったのか,あるいはココで川越ではないのか.

 

 

 ちなみに右側には「→桶川」が.この地点は北本市に入った瞬間で,確かに道路の向こう側は桶川市(の北辺).何が何でも自治体名を記載する気概がこんな標識にも見受けられる.

 

 

 目的は果たしたが,この先にある北里大メディカルセンターのすぐ脇に,北本自然観察公園という後を引かず適度に散策するには好都合なスポットがあったので立ち寄り,小一時間散策して再び引き返した.通常なら同じ道を引き返すようなコトはしないし,そもそも良い天気だからさらに足を伸ばして‥となるトコロだけど,野球の試合が見たいのと,遅くなると渋滞がヒドくなるのと,連休の最後で疲れているのとで,逆区間も観察してみようというコトに.

 

 

 県道57号から国道17号が分岐するという,不思議な構造.ちなみに,先ほど道路脇標識で川島はこっちと案内されたのは直進の道である

 

 

 分岐点には「さいたま」が消えて「菖蒲」が表示された標識が.このブレっぷりも埼玉県内の標識ならでは.

 

 

 インターチェンジの脇を取り巻きながら南下する.

 

 

 現状では,圏央道へはUターンしないと入れない構造になっている.

 

 

 逆方向の,県道川越栗橋線との交点標識.桶川市に入ったので,「さいたま」と「上尾」が表示されている.

 

 

 そして上尾市に入り,県道川越上尾線との交点標識では「池袋」が現れる.埼玉県内の道路標識は何が何でも自治体名を優先するという大原則があるが,なぜか東京都心の地名だけは細かい地名が先に現れる(国道4号では「上野」,17号では「巣鴨」,17号バイパス&254号では「池袋」).

 

 

 池袋ではなく西新井に到着(もちろん,これは大宮の西新井).

 

 

 さいたま市内に入ると,「戸田」が現れる.さいたま市誕生の際に「大宮」「与野」「浦和」が全て「さいたま」に姿を変えたのは有名な話だと思うが,これも埼玉県内の道路標識は何が何でも自治体名を優先するという大原則があるためで,浦和という表示は一切出て来ない.区名ですらない「池袋」が書けるなら「浦和」や「大宮」があってもいいと思うのだが.

 

 

 ただし,なぜかあとから合併した「岩槻」だけは例外.

 

 

 通り慣れた道に戻ってきた.交通量も多く,この先は渋滞の激しい箇所.

 

 

 帰ってきてから知ったのだが,2016年度の新規事業として,首都高与野ランプから上尾南(仮称,川越上尾線の交点南側)までの自動車専用部(いわゆる高速道路)の事業化が採択される見込との情報が.

http://www.mlit.go.jp/common/001122666.pdf (国土交通省資料)
http://blog.livedoor.jp/unehistoiredebleu/archives/53161443.html (埼玉県議沢田氏のブログ)

 待望の高速道路延長が近い将来に実現しそうで,非常に楽しみ.今回の上尾道路一般部と合わせて,北の方へ出かけやすくなりそうだ.

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